飲酒運転根絶強化月間である12月に先駆けて、11月29日の午後5時から鴨居駅周辺で飲酒運転の根絶を訴えるキャンペーンが実施された。
忘年会など飲酒の機会が増える時期に向け、飲酒運転の危険性を訴えるため、緑警察署、緑区役所、緑消防署のほか、交通安全分野の関係団体から35人が参加。行き交う人々にチラシを配布し、飲酒運転の根絶を呼び掛けた。
また、緑警察署の金成賢一署長、緑区役所の河村義秀副区長、緑交通安全協会の鈴木正雄会長が同駅近隣の飲食店を訪問。「ハンドルキーパー運動」の啓発物を手渡し、飲酒運転をさせないように呼び掛けた。
緑警察署によれば、同署管内では11月28日時点で417件の人身交通事故が発生しており、過去5年間の平均と比較して80件の増加となっている。飲酒に関わる交通事故も県内で100件以上発生しており、根絶には程遠い状況だ。
金成署長は「飲酒にまつわる交通事故は死亡率が7倍以上という統計もある。根絶に向けて活動を強化していきたい」と話し、鈴木会長は「お酒を飲んだら運転しないは基本中の基本。悲惨な事故につながる飲酒運転の危険性を、家庭や事業所でも話題に出してほしい」と話していた。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>