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緑区 社会

公開日:2024.12.19

みどり歯科医院
ポスターで防犯呼び掛け
シャッターアートで注意喚起

  • 左から横浜みどりライオンズクラブの斉藤会長、殿村さん、阿部院長。シャッターのポスターは同医院の診療時間以外と休診日に見ることができる

 十日市場町にある「みどり歯科医院」(阿部光敏院長)のシャッターに描かれたポスターが、このほど新しいデザインに描き直された。

 同院では2年前から、街の防犯に役立ててもらおうと、シャッターに防犯ポスターをデザインしている。今年は阿部院長が所属する「横浜みどりライオンズクラブ」が協賛した令和6年緑区防犯ポスターコンクール(緑防犯協会主催)で、同クラブ会長賞を受賞した殿村美怜さん(森の台小5年)の作品が描かれた。

「被害減らしたい」

 「もともと絵を描くのはそんなに得意ではない」と話す殿村さんだが、少しでも被害に遭う人を減らしたいとの思いから、ポスター制作を思い立った。デザインは音楽を聴きながら歩く若い女性の後ろに、不審者が潜んでいるというインパクトのあるもの。自身も暗い道を歩いている時に後ろから人が来ると怖い思いをすることがあるそうで、「夜道は危険‼ あなたも狙われているかも…?」というメッセージが添えられている。

 ポスターコンクールで賞を取るのは初めてとのことで、「こんなに大きく描いてもらえてびっくりした。このポスターによって、怖い思いをする人が減ってくれれば」と笑顔で話していた。

 阿部院長は「少しでも夜道を明るくしたいと、閉院後もいつも照明をつけている。夜でも目立つポスターなので被害の抑止につながれば」と話し、同ライオンズクラブの斉藤達也会長も「防犯の観点から見ても大変良いポスターを描いてもらった。本当にありがたい」と謝辞を述べた。

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