「玄海田公園異文化交流DAY」として12月22日、長津田みなみ台にある玄海田公園でクリケット体験会が開催された。同公園によると、インドで人気を博しているクリケットを通じ、日本人とインド人が互いに交流を深めてもらいたいと初めて実施したという。
同公園の浦部裕光園長によると、当日は子どもから大人まで92人が参加。霧が丘や十日市場にあるインド人のクリケットチームのメンバーらが来場したほか、日本人は7人が参加したという。
インド人が講師となり、クリケットのルールを説明したほか、参加者は実際に投球や、バットでボールを打ち返すプレーなどを体験。その後、簡単なゲーム形式の試合も楽しんだ。
国際交流の場に
霧が丘を中心に、多くのインド人が暮らす緑区。浦部園長は「霧が丘にあるクリケットチームの中でも、特に子どものチームが日頃の練習場所に困っている、という話を耳にした」ことがあるという。また日頃、玄海田公園でインド人の来園者をよく見掛けるが「これまで、なかなか交流する機会がなかった」と話す。
体験会を終え、浦部園長は「教える側のインドの方も、教わる側の日本の方も、皆とても楽しそうにしていたのが印象的だった。この取り組みを続けていき、公園が地域交流の場になれば良いなと思う」と語った。
両国の文化を紹介
同日、園内では「インド文化・日本文化体験交流会」も開かれた。来場者はインドの伝統衣装を着用して記念撮影をしたり、インドの飲み物「チャイ」を味わったりするなどして楽しんだ。
また、ミニしめ縄リース作りや、竹でできた玩具「竹ぽっくり」の制作体験、書道体験なども行われ、異文化交流を深める様子が見られたという。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>