緑警察署 武道始式が１月22日、同署４階道場で行われた。道場に集まった多数の来賓らを前に、柔道着、剣道着に身を包んだ同署員たちが、試合を通じて日頃の鍛錬の成果を披露した。
柔道では、対峙した選手たちが畳の上で白熱した試合を展開。「ファイト！」「諦めるな」「返せ、返せ」。署員たちが選手に声援を送ったほか、来賓らからも「頑張れ、頑張れ」など、力強い応援の声が上がった。
剣道では、張り詰めた緊迫感の中、選手たちが気合いを込めて発する声や、竹刀で鋭く打ち合う音が道場に響いていた。
また区内の幼稚園児から中学生までの「剣士」も登場。懸命に演武などを披露する姿に、来場者は拍手を送っていた。
佐藤康博緑区長は「厳粛な雰囲気で、自分自身も心身が清められるような気持ち。鍛錬の様子を見て、大変心強い」と語った。緑警察署の金成賢一署長は「神奈川県警は昨年１５０周年を迎えた。先人の意思を受け継ぎ、今年も安全・安心に暮らせる緑区の実現を目指していく」と話した。
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