市会レポート2014年【20】 平成26年第1回定例会から 「安全・安心」守る取り組みが前進 横浜市会議員 高橋まさはる
平成26年度横浜市予算が成立しました。市民生活の安全・安心を守る取り組みが前進します。
■高齢者の安心
高齢者の肺炎球菌による疾病の発生や重症化の予防をするため、本年10月から肺炎球菌ワクチンの接種に公費負担が実施されます。65歳以上の方で、65歳、70歳と5歳置きの年齢での実施となります。生活保護・市民税非課税世帯は無料の見込みです。
肺炎球菌は肺炎などの感染症の原因となる病原菌で、人の鼻や喉に常在し身体の免疫機能が低下すると発症します。他にも中耳炎や気管支炎などの原因にもなりますのでこの制度をぜひともご活用頂ければと思います。
■学校防災
市立小学校の児童(26年度は1学年分の配備)に携帯型防災ヘルメットが配備されます。配備されるヘルメットは、落下物や火災から頭部・首を守り、平常時は収納に場所をとらない形状のものになる予定です。
子どもたちの災害時の安全性向上に加え、児童が自らの安全を守る「自助の意識」を養うための学習教材のひとつとしての役割も期待されます。
■教育の分野では
●放課後児童育成事業で、障がい児の受け入れのための補助が増額されます。
●特別支援教室と兼ねている全ての特別教室(図書室、理科室等)に空調が設置されます。
●全市立中学校で栄養バランスのとれた温もりあるランチの提供に向けた調査等が実施されます。
|
|
|
|
|
|