4月3日告示、12日投開票の神奈川県議会議員選挙に向け、緑区からの立候補予定者が出揃ってきた。本紙の調べでは定数2に対し、現職1人と新人・元職の2人が名乗りを上げている(3月9日起稿)。
2議席を3人で争う様相を見せる県議選。
前回選挙でトップ当選を果たした維新の党の現職・城田学氏(44・1期)が一身上の都合などを理由に今期限りでの引退を表明していることから、現職で自民党の柳下剛氏(51・1期)と、維新の党の新人・古賀照基氏(46)、前回民主党から出馬し敗れた石川輝久氏(65・元職)が無所属での出馬を目指し、2議席を争う構図となりそうだ。
柳下氏は安全・安心への取り組みをテーマに掲げ、河川の護岸対策や急傾斜地崩壊対策事業の充実に注力してきた。耐震化の必要性が叫ばれる緑警察署の建替えや地元経済活性化のための企業誘致などの必要性を訴える。
古賀氏は衆議院議員・江田憲司氏の元公設第一秘書。江田氏が掲げる「身を切る改革」を県政でも進め、二重行政の解消や議員定数の削減、子どもたちに多くの選択肢を提示できる県立高校改革などを進めたいとしている。
石川氏は過去に民主党から出馬し3期を務めた元職。県民の安全確保を第一に考えた地震・津波対策、環境に優しい循環型社会の実現に向け、国・県・市の行政の管轄にとらわれない課題解決を目指したいとしている。
2011年に行われた前回選挙の緑区の投票率は47・63%。県下では15番目、横浜市内では8番目に高い投票率となった。
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