横浜市公園愛護会表彰がこのほど横浜情報文化センターで行われ、緑区内で活動する「夫婦坂公園愛護会」が表彰を受けた。同会では子ども会と連携し、公園広場で様々なイベントを開催するなど公園を拠点に地域交流を深めたとして評価された。
横浜市公園愛護表彰は公園の美化や保全、活性化などに功績があった団体や個人を表彰するもの。横浜市内には2667の公園があり、その約9割にあたる2398公園に地域住民からなるボランティア「公園愛護会」が結成されている。
霧が丘4丁目にある「夫婦坂公園」は静かな住宅街の中にある公園。遊具広場と自由広場の2面が整備された中規模公園として親しまれる。
イベント通じ地域交流
同公園愛護会は霧が丘4丁目自治会員らによって構成される。同公園を拠点に活動し、美化・保全活動などを長年継続。また、毎年新しい企画を立案し、子ども会などと連携しながら、「ハロウィーン」「段ボール遊び」「樹名板づくり」など年間を通じたイベントを開催し、子どもたちに楽しい遊び場を提供している。今回の表彰では、こうした公園を拠点にした地域活性化への功績などが評価された。
同公園愛護会員で霧が丘4丁目子ども会会長の柳原佳代子さんは「自治会の方々が日ごろから温かく見守り活動を支えてくれるので連携しやすく、とても感謝している。表彰は今後の励みになる。これからも公園を大切にしながら、地域で子どもたちを見守っていければと思っている」と話している。
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