霧が丘地区社会福祉協議会(成瀬健二会長)は、昨年度から横浜創英大学の学生をボランティアとして受け入れている。17日に行われた福祉講座の中では、活動発表のほか、「多世代が集う場づくりの工夫」が提案された。
霧が丘地区社協が昨年度からボランティアで受け入れているのは、横浜創英大学こども教育学部・平野ゼミに所属する3・4年の学生12人。「地区社協がボランティアに大学のゼミ生を受け入れるというのは区内でも珍しいのではないか」と成瀬会長は話す。
学生たちはこれまで、「高齢者の孤立予防のサロン」「子育てサロン」「高齢者へ昼食の配達活動」など同地区社協の活動に参加してきた。17日に霧が丘地域ケアプラザで行われた福祉講座で4年生5人は、活動に参加して感じたことを発表。その中で多かったのが「人のつながりの温かさや大切さを学んだ」というものだった。また、同地域に対して「すべての層の世代が一堂に会すような場づくりの工夫」が提案として示され、親子や高齢者など対象者別に実施している活動を合同で行うなど、具体的な案も出されていた。
成瀬会長は「若い世代の学生が地域に関わってくれることはとても意味がある。地区社協としていくつかの発見や気づきもあった。今後も継続的に関わってもらえたら嬉しい」と話した。
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