昨年末に香港で行われたインラインスケートのアジア大会。同大会のフリースタイルクラシック部門で、十日市場中学校1年生の青木詩乃さん(三保町在住)が銅メダルを獲得した。
縦一列に車輪の付いた靴を履き競技を行うインラインスケート。
青木さんが銅メダルを獲得したのは、パイロンと呼ばれる障害物を避けながら、約2分間、音楽に合わせて踊りや技を競う「フリースタイルクラシック部門(16歳以下のジュニア女子)」だ。
同部門には、アジア各国から約20人が参加し、様々な技を競った。難易度の高い技を成功させたことや、曲に合った演技力などが評価された。
青木さんは、「緊張せず、自然体で本番に臨めた。練習してきた技が決まり表彰台に立てて、うれしかった」と話した。
刺激受け、練習重ねる
青木さんがインラインスケートを始めたのは、小学校3年生の時。その頃住んでいた三重県の自宅近くのローラースケート場で、素早く走る人を見てインラインスケートに興味を持った。最初は、遊び感覚でやっていたというが、大会に出場したことで、他の選手のスピードや技などに刺激を受け、本格的に練習を重ねるようになった。青木さんは、「今、練習しているすべての技を大会で決められるように今後も練習に励みたい」と意欲を見せた。また、父親の青木淳さんは、「子どもにとって、表彰されたことは、大きな人生経験になっている。今後も頑張ってほしい」と話した。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|