十日市場町の協栄スポーツクラブ内にあるK&Wボクシングジム所属のプロボクサー・高橋悠斗選手(26)が10月10日(木)、日本ライトフライ級王者・堀川謙一選手とのタイトルマッチ10回戦を後楽園ホールで行う。
高橋選手はキックボクシングから転身し、デビュー戦は2014年。以来14戦10勝(5KO)4敗。3年前の試合では眼窩底を骨折するものの、これまで日本ミニマム級で順位を上げてきた。
8月上旬には同階級1位とのタイトルマッチが決まったが、直後に相手のケガなどで中止に。しかし、一階級上のライトフライ級でのタイトルマッチの話が舞い込んだ。「常に強い相手と試合がしたい」という気持ちもあり階級を変更。日本ライトフライ級3位として試合に挑む。
相手の堀川選手は約20年で55戦以上と経験豊富。39歳にして王者に君臨している。高橋選手の身長が157cmに対して堀川選手は162cmと体格差はあるが「堀川選手はベテランで尊敬する選手の一人でもある。以前スパークリングをしたこともあるので、体格差もわかっている。相手は近い距離でも遠い距離でもできる選手だけど、最後まで攻めの姿勢を貫きたい」と話した。
勝つための減量
ボクサーの減量方法を一般者向けにアレンジし、脂肪燃焼に重点を置いたトレーニングを行う「Three B Diet町田店」の店長としての顔も持っている高橋選手。体の仕組みを勉強しているため、筋肉を落とすことなく”勝つための減量”ができるという。現在は元日本チャンピオンの選手らを相手に実践練習を行っている。
「コンディションはバッチリです。試合当日はお客さんが喜んでもらえる試合をする。倒して勝ちますよ」と意気込みを語った。
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