一般社団法人フラットガーデンが運営している多世代交流カフェ「レモンの庭」(中山5丁目4の7)で25日、百人一首を楽しむ会が催された。
参加者同士で熱戦
国学院大学かるた会のメンバー3人が競技かるたを参加者に教えていた。競技かるたのルールを説明後、手本を示したメンバー。その後は、参加者同士で試合を繰り広げていた。
参加者の阿久津聖志郎君(10)は「競技かるたのルールを教えてもらえて、よく分かってきた。試合でもたくさんのかるたを取れて楽しかった」と笑顔を見せた。
また、同大かるた会の内田有美さん(2年)は、「レモンの庭は、とてもアットホームな雰囲気だった。このような環境が地域の中にあるのは素敵だと思う。そして、そんな素敵な環境で、かるたを伝えることができてうれしい」と述べた。
人と人のつながり生む
レモンの庭がオープンしたのは、昨年4月。横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業の一環として、65歳以上の人がいつまでも地域の中で、元気に過ごせるよう、介護予防プログラムに取り組んでいる。
ただ、集まるのは高齢者ばかりではない。子どもや大人、障害者、外国人と、誰でも楽しむことができる居場所になっている。企画されているイベントは、餃子作りや、編み物など、誰でも参加できる内容ばかり。そんな居場所が、人と人のつながりを生み出している。「多世代の人が気軽にふらっと、立ち寄れる場所。赤ちゃんを連れてきても良い。ゆっくり、お茶を飲んで過ごしても良い。漫画を読むだけでも良い。ゆったりとした場所なので、気軽に立ち寄ってほしい」と同法人の代表理事を務める松岡美子さんは笑顔で話した。
同所は、火曜日と日曜日を除く午前10時から午後3時まで開いている。「気軽に立ち寄って」と松岡さん。問い合わせは、同法人【電話】045・512・5649へ。
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