神奈川県高等学校野球秋季県大会で、区内の白山高校は4回戦で強豪、桐蔭学園高校に敗れ、ベスト8で秋を終えた。
同校は、2018年の夏の大会で創部以来初のベスト8となった。今年の夏の大会は、初戦で敗退、悔し涙を流した。
テーマは不動心
どんな状況であっても、ぶれない心を持つ”不動心”をチームのテーマに掲げ、勝ち進んだ今大会。初戦・厚木東戦は、つなぐ野球を実践し、11 -1と大差で勝利。続く2回戦・相模原中等戦も粘り強く点を重ね、5-2で勝利した。
3回戦・藤沢翔陵戦では、最終回で逆転のランナーを出すピンチがあったものの、一つひとつアウトを重ね、5-3で守りきった。
4回戦・桐蔭学園戦は、11-10の乱打戦となった。何度かリードを奪ったが、9回裏に逆転負けを許した。同校2年の中村鯨佑主将は「強豪、桐蔭学園相手にここまで戦えたのは、自信になった。だけど、やはり、悔しさが大きい」と唇をかんだ。
尾形裕昭監督は「試合ごとに成長できた秋季大会だったと思う。ただ、最後は力負けだった」と振り返った。
だが、次の大会を見据え、中村主将は「とことん、野球に打ち込みたい。神奈川の頂点となることが目標だ」と力を込めた。また、尾形監督も「ここからが勝負だ。勝にこだわりたい」と前を向いた。
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