緑区は、令和3年度主要事業として防災スピーカーの整備を進める。昨年度までに5箇所に整備しており、今年度末までに緑区役所や十日市場中学校など6箇所に整備することで2018年からの横浜市中期4か年計画で予定していた11箇所の整備が完了する。
昨年度までに整備された防災スピーカーは長津田消防出張所、鴨居中学校、鴨居小学校、鴨居消防出張所、十日市場消防出張所の5箇所。
防災スピーカーは、国からの緊急情報(Jアラート)や横浜市からの緊急情報などについて、迅速かつ的確に市民や来街者に伝達することを目的に整備されている。国からの緊急情報の内容は、国民保護情報、緊急地震速報(震度5弱以上)、大津波警報、噴火特別警報、気象特別警報など。
区役所や地域防災拠点に
今年度末までに設置を予定しているのは、緑区役所のほか、三保小学校、十日市場中学校、いぶき野小学校、山下小学校など地域防災拠点と青砥第三公園の計6箇所となる。また、4月より区役所からの手動放送(警戒レベルや避難場所開設状況などの緊急を要する情報を放送)が可能となっている。
なお、10月6日、2022年2月16日にはJアラートの全国一斉情報伝達試験放送が実施される(両日共午前11時頃)。
災害時の対策として、災害時下水道直結式仮設トイレ(災害用ハマッコトイレ)の整備も予定されている。現在は、長津田第二小学校、東本郷小学校、中山中学校、中山小学校、三保小学校、いぶき野小学校、十日市場中学校、霧が丘複合施設「霧の里」など12箇所に整備されており、今年度は霧が丘学園、山下みどり台小学校、田奈中学校に整備予定だ。
また、区の危機管理担当者によると、区内の地域防災拠点開設時に、無料で使用可能な特設公衆電話が配置されているという。
同公衆電話は、地域防災拠点に避難した人が家族などの安否確認を行うことができるようにすることが目的。接続端子ボックスを開け、接続端子に電話コードを接続し、電話機に電話コードのモジュラージャックを差し込むことで使用が可能になる。
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