緑区地域課題チャレンジ提案事業について、令和4年度の新規募集が始まった。脱炭素化推進コースが新設となり、チャレンジコースの見直しが行われた。また、スタートアップコースと連携コースが終了。区の担当者は「脱炭素化の取組について市民団体を支援するのは緑区では初」と話す。
地域が抱える様々な課題を解決するために、市民活動団体などが主体的に行う事業について支援を行う同事業。
令和4年度の同事業では、脱炭素化推進コースが新設された。補助期間は1年で脱炭素化(省エネの取組、緑化の推進、地産地消、ごみの減量、環境学習、リサイクルなど)に寄与する活動で2人以上で組織している団体が対象となる。補助額は補助対象経費の3分の2以内で10万円を限度としている。
これまであったチャレンジコースは補助期間の最大3年はこれまでと同様だが、補助額について見直しが行われた。これまでは補助対象経費の3分の2以内で30万円を限度としていたが、次年度は補助対象経費の2分の1以内で10万円を上限としている。また、新たな団体の取組を支援してきた「スタートアップコース」と、複数の団体による取組を支援してきた「連携コース」は終了となった。
7日にはオンラインで募集説明会が行われ、8人が参加。募集期間は2月28日まで。申請書類を受付窓口(区地域振興課地域力推進担当)へ持参、もしくはEメールで送付。ヒアリング審査を経て事業の公益性や実現性、発展性などの項目で審査・選考され3月下旬に決定する。
区の担当者は、「脱炭素に関する市民活動の取組について補助を行うのは緑区では初めて。身近な生活の中でできることや、これまで行ってきた取組が対象となるかなどの問合せはお気軽に」と話している。
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