「ゼロエミッションを実現する会・横浜」の共同代表を務める 小林 悠さん 森の台在住 32歳
学び続ける実践家
○…異常気象や海面上昇などの気候危機を防ごうと、横浜市に2030年の温室効果ガス削減目標60%以上(13年度比)を求め、活動を行っている。普段は、都内で小学生に英語を教える。次代を担う子どもと接する中で「未来を守りたい」と動き始めた。行政の取り組みを学ぶオンラインイベントなども企画。自身も環境に良い商品を選ぶなど個人でできることを行う。だが「自分だけでは気候危機は解決できない。周りを巻き込んでいけたら」と前を向く。
○…山梨県生まれ。周りと同じであることを求められるプレッシャーを感じていた10代の頃。新しい人や世界とつながるきっかけとなる英語を必死に習得した。「学ぶことが楽しくて」とにこり。早い段階から英語を学ぶ重要性を感じ、小学生への指導法を大学院で学んできた。「小学生への英語指導法は、まだまだ確立されていない」
○…歌などを使って、多くの英語を聞く、話す機会を作ることが大切だと訴える。「すべて分からなくても良いので、英語を怖がらないことが大切」と優しく微笑む。「言葉が分かる、英語が自分の言葉になっていくよろこび、わくわく感を経験してほしい」と小学生と向き合う日々だ。指導スキルを高め、教育者として活躍することを目標に努力を重ねている。
○…四季の森公園を散歩するのが日課。「自然に恵まれ、ここに住んで良かった」と心の底から感じているよう。「学ぶのは好きなタイプ」という通り、様々なことに関心が向く。大切にしているのは、実践も行うことだ。今後、学びたいことは変わるかもしれない。それでも「実践するから気が付くことも多い。様々な分野を多様な人たちと一緒に学んでいきたい」。その姿勢は、変わらないようだ。
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