緑区医師会(柴田宏明会長)が9日、創立50周年を記念した式典を横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(西区)で開催した。会場には横浜市医師会水野恭一会長ほか多くの関係者が訪れ、柴田会長は「開かれた医師会を目指し、今後会員・職員が一丸となって頑張っていく」と来場者にあいさつした。
横浜市緑区医師会の創立は1971年。昨年50周年を迎え、同会は記念式典の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの第三波もあり開催延期を余儀なくされていた。
予定より約一年遅れの開催となった記念式典当日、会場には横浜市医師会水野会長をはじめとし、市内各区医師会会長や、横浜市医療局局長や健康福祉局保健所長、岡田展生緑区長など多くの来場者があった。
式典冒頭、柴田会長は「昨年の開催予定を延期させ、また現在は第七波の入り口とも言われているが、こうして大勢の方に足を運んで頂き記念式典を開催できることについて大変嬉しく思う」と話し、「分区の関係で300人いた会員数が一時期80人に減少したこともあったが、当時の会長や役員の先生方のご苦労は想像を絶するものがあったと推察する。現在の緑区医師会は、歴代の会長や医師会員のほかに市医師会、行政の協力と共に築き上げてきたもの」と語った。
10年の取組を紹介
その後、スライドにより同会の近年10年間に実施された事業などを紹介。会場前方のスクリーンに映し出された「健康づくり講演会」「区民のための公開講演会」「緑区民まつりへの参加」「医療救護隊訓練」「女性医師の会」などの取組に対して同会理事らが説明を添えていた。
式典に続き行われた祝宴では、二宮浩監事が乾杯の発声を担当。豪華景品が当たる福引大会では、当選者の名前が発表されるたびに盛り上がりを見せていた。
また、会場内では三重奏(ピアノ、バイオリン、チェロ)による演奏=下写真=も行われ、会場からはアンコールが起こっていた。
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