Baseball5日本代表のコーチとしてワールドカップに出場する 若松 健太さん 長津田みなみ台在住 47歳
新競技の魅力広める
○…8月のアジアカップで準優勝を果たし、11月に行われる「第1回 WBSC Baseball5ワールドカップ」出場の切符を手にしたBaseball5日本代表をサポートする。Baseball5とは野球・ソフトボールの進化型のスポーツ。ゴムボール1つあればできる手軽さが特徴だ。「ユニフォームの手配からノックまで、裏方全般が私の役目。色々な形で選手を支えたい」と意気込む。
○…函館市出身。4歳から野球を始め、中高も野球部に所属した。日本体育大学卒業後、鍼灸師の道に進むも、東洋医学だけでなくスポーツ医学を学んでみたいとの思いから、大学院に入り、現在は桜美林大学で准教授を務めている。来年度からはBaseball5の授業を実施し打球の研究などを行う予定だ。「誰もやったことがない研究だしこれからもっと取り組んでいきたい」と先を見据える。
○…休みの日ももっぱら野球。娘も野球クラブに所属しているため、娘の試合を見に行ったり一緒に練習をしたりすることが多いという。その他にも自身が代表を務める野球クラブの活動も行っている。また、最近ではプロ野球のクライマックスシリーズのテレビ観戦に熱中していたといい、「今は本当に野球漬けの毎日だね」と充実した顔を見せる。
○…Baseball5の課題は知名度の低さだと感じているという。関東圏に拠点を置くチームがほとんどで知名度を全国区にすることが当面の目標。現在は競技者が自ら普及活動を進めている。「広い場所を必要とせず、男女関係なく、障がいのある方も楽しめる次世代のスポーツ。ワールドカップを機にもっと多くの人に知ってもらいたい」。その大きな目標を前に目を輝かせる。
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