貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立
11月23日
鴨居中学校(長島和広校長)で2月14日、(一社)F・マリノススポーツクラブによるサッカー教室が行われた。
同校が集団での学習に参加することが困難な生徒に多様な学びの場を提供することを目的に校内に設置しているスペース「和みルーム」に登録している生徒を対象に実施。同校は、生徒が運動をする機会が少ないという課題を解決するため昨年7月から同クラブによるサッカー教室を実施している。4回目の教室となった当日は5人の生徒が参加。横浜F・マリノスアンバサダーを務める波戸康広氏も同校を訪れ、パスやシュート練習などを通じてサッカーを楽しんだ。波戸氏がシュートを披露する場面では、元サッカー日本代表の弾道とスピードに対して歓声が上がった。
サッカー教室終了後には、波戸氏による「夢」をテーマにした特別講話も実施された。波戸氏は、小学1年からサッカーを始め、4年の時に見たアルゼンチンのディエゴ・マラドーナによる5人抜きに衝撃を受け「ワールドカップに出場したい」という夢を抱いたエピソードを語った。また、中学時代にいじめを受けたが夢を諦めず努力を積み重ねたことで日本代表に選出。ワールドカップ出場は叶わなかったが、「努力は成長を約束してくれる。結果よりもその過程が大切。日々の成長を感じてほしい」と生徒にメッセージを送った。
波戸氏は「サッカー教室はみんな楽しく体を動かせたと思う。講話は真剣に聞いてくれた。少しでもヒントになれば嬉しい」と思いを語った。
参加した男子生徒は、「サッカー教室は分かりやすかったし面白かった。将来音楽で有名になりたいという夢がある。実現できるように努力したい」と話した。
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|