田奈中学校吹奏楽部（同校提供）
都内で開催される「日本管楽合奏コンテスト」の全国大会に10月28日（土）、区内から田奈中学校吹奏楽部が中学生Ｂ部門に出場する。
１９９５年から毎年続く同コンテスト。強豪が一堂に会する全国大会で、同部は昨年最優秀賞に輝き、実力の高さを見せ付けた。
今年の演奏曲は『ダフニスとクロエ』第２組曲。部活動指導員で指揮者を務める滝野恵子さんは「今年も最優秀賞を目指したい」と語る。滝野さんの指導のもと、校内には、日々練習に励む部員たちが奏でる美しい旋律が響いている。
９月に東関東吹奏楽コンクールに出場するも、銀賞だった同部。クラリネットを担当する部長の可児優さん（３年）は「悔しかった。３年生にとっては、今度の全国大会が中学校生活での最後の大会。良い結果で終わりたい」と言葉に熱意を込める。
スネアドラムを演奏する副部長の吉井温人さん（３年）は「後輩たちの成長につながるよう頑張りたい」、ティンパニーを担当する副部長の紀谷和歌葉さん（３年）は「東関東では悔し泣きだったので、全国ではうれし泣きにしたい」と意欲を示した。
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