「再点検」後悔ゼロの防災を 能登半島地震を受け、横浜の防災力向上へ 市政報告56
令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表すると共に、被災された全ての方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。この記事を執筆中の1月5日も懸命な救助活動が行われています。多くの方の命が救われること、避難生活を強いられる方々が早く元の生活に戻られることを、心よりお祈り申し上げます。
3日分の防災備蓄
災害時の防災行政は「72時間の壁」のため救命活動を最優先に防災リソースを傾けます。また、物資輸送のための道路や水道などのインフラ復旧は、早くても3日掛かると言われています。よって3日間は、被災自治体の備蓄や個人の備蓄で何とか過ごしていかなければなりません。「自助・共助」は防災の基本中の基本として、阪神淡路大震災、東日本大震災などから得られた尊い教訓です。自らと大切な人を守るためにも「3日分の備蓄」をお願いします。また、まちの防災訓練にも積極的に参加しましょう。
首長のSNS発信重要
1日の発災からの政府や被災自治体首長のSNS発信は効果的でした。リーダーが正確な支援状況を被災者に伝え勇気づけること、また、混乱を招く悪質なデマやインフラ復旧前の非被災地からの早計な支援等を抑制する働きがありました。
横浜市長も平時から情報発信の訓練をしていただきたい。市民の安全安心のために必要です。
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