神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2024年2月8日 エリアトップへ

緑警察署 闇バイト 加担しないで 中学生防止リーダー養成

教育

公開:2024年2月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
委嘱状を手渡す飯塚署長(左)
委嘱状を手渡す飯塚署長(左)

 緑警察署で1月30日、闇バイト防止リーダー養成サミットが行われた。区内中学校の生徒13人が集まり、犯罪に加担しないようにするにはどうしたら良いかなどについて話し合った。

 東京都狛江市の住宅に強盗が入り、高齢女性が殺害された事件がきっかけとなり注目を浴びている闇バイトは、SNSなどを使って強盗や詐欺などの犯罪の実行犯を募集するというもの。

 同サミット(緑警察署主催、緑区学校警察連絡協議会協力)には、区内の中学校7校から13人の生徒が参加した。冒頭で、犯罪加担防止を目的に作成された動画を上映。「高額バイト」や「即日即金」などの甘い言葉を信じて申し込んでしまった結果、犯罪への加担につながり、少年でも処罰されることなどが周知された。また、同署署員は「闇バイトの問題は子どもたちだけで解決できないので、悩みは一人で抱え込まないで、信頼できる大人や警察に相談するように」とアドバイスした。

 また、生徒たちは「闇バイトはどういう仕事をすると思うか」「闇バイトに一度でも足を踏み入れると、その後どんなことがあると思うか」など、犯罪防止に関する検討課題についてグループごとに意見を出し合った。その後の発表では「高齢者のクレジットカードなどをだまし取ることや、強盗などをさせられると思う」「逮捕されてその後の人生が台無しになる」「高額な収入を当てにして繰り返してしまうのではないか」などの意見が出ていた。

 サミットの最後には同署の飯塚宏司署長が、参加した生徒に委嘱状を手渡した。あいさつに立った飯塚署長は「今日話し合ったことなどをそれぞれの学校に戻ってみんなに伝えてほしい」と言葉を掛けた。山入端(やまのは)晃志くん(鴨居中2年)は「それぞれの考えを聞けて参考になった。全校生徒に伝えたい」と話した。

 同署によると、県警が2023年に特殊詐欺に関わったとして検挙した未成年者の人数は55人(暫定値)。内訳は中学生3人、高校生19人、大学生3人、有職7人、無職23人。

緑区版のトップニュース最新6

4年連続で東関東へ

田奈中学校吹奏楽部

4年連続で東関東へ

14度目 狙うは全日本切符

9月5日

社会貢献団体が多様化

社会貢献団体が多様化

社団法人での設立進む

9月5日

自作の服 持ち寄りショー

緑区老人クラブ連合会

自作の服 持ち寄りショー

一般に公開、生き甲斐に

8月29日

清々しさと悔しさと

青砥町在住赤井遙斗さん

清々しさと悔しさと

全中 110mH(ハードル)で銀メダル

8月29日

先行区の作成率 5割未満

横浜市避難行動計画

先行区の作成率 5割未満

対象者多く状況把握困難

8月22日

地域の子どもと初交流

横浜商大硬式野球部

地域の子どもと初交流

野球の楽しさ伝え

8月22日

横浜労災病院(045-474-8111)

市民公開講座「大腸がんの予防と最新外科治療」9月25日 申込不要・参加無料

https://www.yokohamah.johas.go.jp/

横浜市会議員 斉藤たつや

よこはま地震防災市民憲章 自助・共助の大切さについて考える

https://saitotatsuya.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月5日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook