鴨居小学校で2月14日と15日、「マザーグースの会」(上枝舞代表)によるお話し会が開催された。同団体は、鴨居小児童の保護者有志で結成された絵本の読み聞かせグループ。2007年の結成以降月に1回、児童が本の世界を広げ、豊かな心情を培うことなどを目的に各教室で読み聞かせを行っているといい、今回はそのスペシャルバージョン。
1〜3年生と、4〜6年生に分け3冊ずつの絵本を読んだ。15日に2年生児童に披露した『手ぶくろを買いに』では、キツネの子どもが冬になって冷たくなった手を温めるための手袋を買いに人間が住む街へ行く話に子どもたちは聞き入っていた。『せんたくかあちゃん』では、洗濯が大好きで何でも洗ってしまうかあちゃんが、子ども、猫、犬と干していき、同校の堤達俊校長が洗濯物として干される場面で会場は大きな笑い声に包まれた。
読み聞かせを鑑賞した大津道風くんは「あんなにたくさん洗濯できるのかなあと思った。それと、校長先生が干されていて面白かった」と感想を口にした。
昨年12月からお話し会のための準備を進めてきたという同会の上枝代表は「3年生までと4年生以上に分けて、子どもたちがワクワクするような絵本を選ぶようにしている。絵本の内容によってはしっかり聞いてくれていた。子どもたちの反応が良かったのでうれしい。今後も継続していきたい」とした。
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