東本郷小学校の5年生の児童たちは3月1日、同校コミュニティハウスに地元の高齢者ら24人を招き「オリジナルスポーツと出汁を楽しむ会」を開催した。今年度、地域との関係を深めようと総合的な学習の時間の取組を進めてきた子どもたち。この日はその集大成として同会を実施した。
地域住民の健康維持・向上に向け、オリジナルスポーツづくりに取り組んできた5年2組の児童が、チーム対抗ゲーム「Hand touch」を紹介。勝負がつくたびに参加者からは拍手や笑い声が上がった。
続いて、出汁で東本郷のまちを笑顔にしたいという思いで出汁について研究を重ねてきた5年3組の子どもたちが、昆布と鰹の合わせ出汁を使った「カブのお吸い物」を提供。参加者たちは「出汁の香りやうまみを感じた。とても美味しい」「改めて出汁の魅力を感じることができた」と話し、児童はうれしそうに聞いていた。5年3組は昨年11月のひがほん郷(ふるさと)まつりでおでん250食を販売しており、その際に協力した東本郷地区社会福祉協議会や各自治会と協働して今回のイベント開催を実現させた。
同地区社会福祉協議会事務局長・同校学校地域コーディネーターの高林綾子さんは「参加した皆さんは元気のパワーをもらっていたようだ。小学生が自分の住む地域のためにできることを考えて行動する姿が心強い」と話した。
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