オーケー長津田店(西田裕一店長)は2月19日、同店で集めたベルマークを近隣のいぶき野小学校(大杉昭雄校長)に寄贈した。大杉校長は「子どもたちの教育環境が少しでも豊かになることはとてもありがたい」と感謝の言葉を口にした。
西田店長によると、きっかけとなったのは同店を担当するキリンビバレッジ(株)の田中なおみさんからの「ベルマークの回収ボックスを置かせてもらえないか。近隣の小学校へ寄付をしたい」という一言だったという。同社ではSDGs達成に向けた取組を行っており、田中さんからの「自社の商品にはベルマークが付いている商品が多く、将来の子どもたちのために何かできないかと考えた」との言葉に西田店長は快諾したという。
回収ボックスをレジの後ろに設置したのは昨年の夏頃のこと。設置当初はどの学校へ寄付するかを決めていなかったというが、しばらくするといぶき野小へ通う児童の保護者から「寄付する学校は決まっているか」と尋ねられた。寄付先が決まっていないことを伝えると同校PTA(多胡敦史会長)でもベルマークを集めていることが伝えられ、いぶき野小へ寄付することを決定した。
19日に同校で行われた贈呈式では、PTA役員のほか同校の30周年記念キャラクター「いぶぽん」らが見守る中、約半年をかけて集められたベルマークが西田店長から大杉校長へ手渡された。
西田店長は「ベルマークを通してこれからも地域と連携できればという思いで協力させて頂いた。小学校の応援団になった気持ち」と話した。また、大杉校長は「地域の協力があり、こうして多くのベルマークを寄付して頂いたことはうれしい」と述べた。
同校PTAは現在、同店から寄付されたベルマークの集計をしており、集計後は学校側で購入する品を選定する予定だという。
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