神奈川県は、がん患者やその家族が必要な時に正しい情報を入手できるツール「防がんMAP 神奈川県版」を作成し、4月30日から県ホームページで公開している。
医師や医療従事者、がんを経験したサバイバーなどと話し合いを重ね、県内の情報を盛り込んだ。これまで防がんMAPは、一般社団法人「CancerX」が作成・公開した全国版はあったが、都道府県版は初。
検診、治療といったカテゴリー別に整理した情報を、二次元コードを読み込むとすぐに入手できる。県版では卵子や精子を凍結保存する妊よう性温存、災害時の備えについても掲載している。
県ホームページ(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/nf5/ganntaisaku/bouganmap-top.html)からダウンロードできるほか、県内33病院に設置されている「がん相談支援センター」、県のがん・疾病対策課=中区本町=、がんに関するイベントでも配布している。
直近では5月25日(土)午前10時から午後6時、26日(日)午前10時から午後5時に、保土ケ谷区のイオン天王町1階催事場内の横山医院在宅・緩和クリニックのブースでの配布が決まっている。問い合わせは県健康医療局がん・疾病対策課【電話】045・210・5015。
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