数十年に一度しか咲かないとされる「リュウゼツラン」の花がこのほど、区内白山の池田美貴子さんの自宅の庭で開花した=写真上。池田さんによると、7月16日の朝、花が開いていることに気が付いたという。
8年ほど前に白山に越して来た池田さん。家族からの要望があり、庭にココスヤシを植栽することになり、そのヤシの雰囲気に合い、この地の気候にも合う植物として、植木屋からの提案を受けてリュウゼツランも植えることにした。現在では、2階建ての自宅の屋上を越えるほどの高さに成長。池田さんは「開花したのは初めて。花の位置が高いので、双眼鏡を使って観察した。普通の花のイメージと違い、最初は『これで咲いているのかな』と思った。近所の方々もいつ咲くのか気になって見に来てくださっていたので、開花して良かった」と話している。池田さんによると、いつまで咲いているかは不明という。
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