災害に備え「水の備蓄が特に大切。飲み水は1人1日3〜5リットル、洗濯やトイレなどの生活用水としても同程度を備蓄しておいてほしい」。そう語るのは、緑区役所総務課の危機管理・地域防災担当係長の野木栄一さん。緑消防署から同課に今年4月から出向している。
備蓄には「ローリングストック」という方法が推奨されている。備蓄品を少しずつ消費し、その分を新たに買い足すことで、常に新しい飲食品を家庭に備えておくようにする手法だという。
また、野木さんは災害対策として、区役所などで配布している「防災マップを参考に、自宅の近隣にある地域防災拠点などの場所を確認しておくことも大切」と話す。同マップには地震から身を守る方法や、風水害発生時の警戒レベル別の避難行動などについても記載されている。
震災後の火災防止については、地震の揺れを感知して自動で電気をオフにする「感震ブレーカー」を自宅に設置することも有効だという。
市消防局の「特別高度救助部隊」(スーパーレンジャー)の一員として4年間活動していた野木さん。災害対応の精鋭部隊での経験を生かし、区役所の仲間と連携して「これからも地域を守っていきたい」と語った。
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