鴨居小学校創立150周年の記念誌委員会の委員長を務める 服部 真人さん 鴨居在住 59歳
恩返しの心で編む
○…「鴨居小学校には4人の子どもたちがお世話になり、それぞれとても楽しい学校生活を送らせていただいた。その恩返しをしたい」。感謝の思いを原動力に、同校の創立150周年記念事業実行委員会の副委員長職だけでなく、昨年12月からは記念誌委員会の委員長も務めている。記念誌では鴨居小が歩んだ歴史などについて、同校マスコットキャラクター「カモるど」が児童に語る形式にして記載。「子どもたちや保護者の皆さまにとって、読んでいて面白く感じてもらえるように工夫した」
○…生まれ育ちは保土ケ谷区。幼少期から読書が好きで、幼い頃は『ナルニア国物語』など、特に外国人作家によるファンタジー作品に夢中になったという。高校進学後は科学部のコンピューター班で活動し「プログラミングなどを楽しんでいた」。大学では理工学部で学び、大学院では光学を研究。IT系の職に就き、現在はデジタルカメラで撮影した映像の加工などのウェブサービスに携わるエンジニアとして尽力している。
○…結婚後、鴨居に移り住んで26年ほど。この街の印象について「長年暮らしている人と、新しく越してきたメンバーが上手く融合し、懐がすごく深い地域」と語る。地域の花火大会や神社の神輿渡御の手伝いなど、さまざまな活動に携わる「鴨居おやじの会」にも所属しており、地域との絆を一層深めている。
○…同会などの活動を通じ「地域の子どもたちと触れ合うのがすごく楽しい」と感じている。「これからも、子どもたちの笑顔を一層増やしていけるようにしたい」。7人の委員と共に心血を注いで製作した創立150周年記念誌を、いよいよ届ける。手にした皆が鴨居小への愛を、さらに深めてくれると信じて。
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