地元の小学生と共に廃油を再利用した石けんを作り、地域に配布するなどの活動を続ける山下エコ生活を考える会は来年3月、17年間の活動に幕を閉じる。現在14人のメンバーで活動しているという同会の上田クニ江会長によると、会員の高齢化を背景に解散を決めたという。
緑区地域課題チャレンジ提案事業として、さまざまな活動に取り組んできた同会。10月28日、山下みどり台小学校コミュニティハウスでハーブに関する講演会を開催した際には、同会のメンバーらが並んで登場し「17年間ありがとう御座いました」と書かれた紙を掲げるなどして感謝を伝える場面もあった。
上田会長は「地域の人に恵まれて活動を続けてこられた。ひとえに皆さまの協力のお陰」と話した。同会は12月、同校児童との最後の石けん作りを予定しているという。
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