長老の夜話で地域知る 辻自治会で新企画
長津田の辻自治会(岡部豊会長)が4日、秋の夜長の新企画「長老の夜話を聞く会」を開いた。
地域の未来を担う世代に地域の長老たちが様々な話をしようという珍しい試み。今回は(株)高尾土木の久保田武雄会長が長津田の移り変わりや辻部落が現在の自治会組織になるまでの道のりなど、地域を長年見守ってきた視点で話した。
久保田さんは、長津田地域には下長津田、宿、東向地、御前田、中村、岡部、台の7つの部落があったこと、辻地区には幕末・明治初期頃に岡部谷戸から移住した人が多かったことや、第二次世界大戦時には無線中継所があったことなどを話して聞かせた。肥料をつくる煮汁工場があったことなどを話すと、参加者からは「懐かしい。昔の記憶がよみがえった」などと声があがった。
参加者らは「長老だからわかる地域の話がたくさんある。今日もこの話を聞いて懐かしく思う世代が多く参加しているが、もっと若い世代の人にこそ伝えたい内容」と口々に話した。久保田さんは「皆さんの前で話すことをきっかけに、私も昔の話を整理できた」と話した。
第2回は11月8日、午後7時から辻自治会館で行う。参加希望者は岡部豊さん(【電話】045・921・9780)へ。
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