綱島駅周辺自転車駐輪 禁止区域拡大で放置減 新設駐輪場の利用率向上が課題
区内でも特に放置自転車が多いエリアの一つ・綱島駅周辺。昨年末には禁止区域が大綱橋以南にまで拡大され、より対策が強化された。開始から約2か月、周辺はどう変化したのか。
大綱橋交差点の周辺は、これまで路上駐輪が問題となっていた。特に、樽町二丁目(大綱橋南側)にある無料の駐輪場は、▼周辺の無料駐輪場の中では綱島駅に最も近い▼駅側の駐輪場は定期利用がほぼ埋まっている上、放置自転車の撤去が頻繁に行われる―などの理由で利用者が多く、歩道にまで自転車が溢れかえっていた。また、交差点東側にある河川敷沿いの道にも、禁止区域でありながら放置自転車が通常200台近く止められており、通行の妨げになっていた。
そこでまず、昨年末に大綱橋以南まで禁止区域を拡大。さらに今年1月、港北土木事務所は交差点東側に有料の「綱島駅東口第5【1】自転車駐車場」の新設と、樽町二丁目の無料駐輪場の有料化(「綱島駅東口第5【2】自転車駐車場」に改名))を実施し、全部で196台分の定期利用枠を確保した。併せて1月20日には市道路局が河川敷沿いの放置自転車を一斉撤去。以後、監視員も配置された。
現在では、これまで放置のひどかった箇所に自転車は止められなくなっており、地元住民からは「今はすっきりしていて、安心して近くを歩ける」との声が。1月から新たに「【1】駐輪場」の定期利用を始めた人は「これまでは定期利用できる駐輪場もなく、河川敷沿いに路上駐輪していた。監視員も立つようになって、ここに止めざるをえない状況になりましたね」と話す。
しかし、この2つの駐輪場利用率は、【1】が65%、【2】が35%と低いのが現状。綱島駅周辺では用地不足などの理由から駐輪場新設の予定がなく、他の場所でも定期利用の枠が空くまで「数年待ち」ということも多いだけに、2駐輪場の利用率向上が重要となりそうだ。
区は「今回の駐輪場新設が、自転車の適正利用につながれば」としている。
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