衆議院が解散され、12月2日公示、14日に衆議院総選挙の投開票が行われる。神奈川7区(港北区・都筑区)からは、鈴木馨祐(自民党)、松田学(次世代の党)、中谷一馬(民主党)、豊田有希(維新の党)、大山奈々子(共産党)5氏の出馬が予定されており、乱戦模様になってきている。【11月24日時点】
前職・鈴木馨祐氏(37)は、大蔵省(現・財務省)退省後2005年に比例南関東から初当選した。7区の地盤を鈴木恒夫氏から引き継つぐ形で09年の選挙に挑んだが、「反自民」の逆風に煽られ落選。12年の前回衆院選で返り咲いている。財務金融部会長代理、財政・金融・証券関係団体委員長など歴任。「構造改革を行い、『小さい政府』への改革が求められる。既得権益を守る旧い政治体質を断ち切りたい」としている。
同じく前職の松田学氏(57)は、81年大蔵省に入省。その後、内閣官房、経済企画庁などを経た後、12年に日本維新の会から出馬し、初当選。14年に次世代の党に合流し、現在は同党政調会長代理、党神奈川県連会長などを務める。「今回の解散は国民無視、政局優先の解散。アベノミクスは現状失敗となっており、今こそ第3極が必要。反対のための野党でなく、是是非非で政治・政権と向き合っていきたい」とする。
新人・中谷一馬氏(31)は、元首相の秘書を経て、11年の統一地方選挙・神奈川県議選(港北区)に挑み、当選。世界経済フォーラム(ダボス会議)のU―33の日本代表として参加している。「現政権は、民主党政権時代より経済を悪化させた。経済政策の立て直しを行いたい。成長産業の支援と育成、高付加価値の創出、行政改革、社会保障、平等に教育を受けられる環境整備をしていきたい」と話している。
新人の豊田有希氏(39)は、10年に電通を退社し、前回の統一地方選挙・横浜市議選(港北区)にみんなの党から出馬、当選を果たした。その後、13年に市会会派「横浜の未来を結ぶ会」の政調会長に就任し、今月に入り、維新の党での活動をスタートさせている。「国民そっちのけ、地方軽視の政治がここに極まっていると感じている。課題の解決がしっかりとできる政治を取り戻していきたい」と訴えている。
唯一の女性候補の新人・大山奈々子氏(51)は京都府立久御山高校教員、東京の日本語学校教師を経て、前回の統一地方選・神奈川県議選(港北区)に挑戦している。現在は日本共産党県委員、党横浜北東地区委員、新日本婦人の会港北支部委員を務める。「原発ゼロ、消費税10%中止、誰もが大切にされる雇用ルール作りをしていきたい。福祉増進も大切と位置づけている。平和な日本をしっかりと守っていきたい」と強調する。
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