2017年に25年目のシーズンに臨む横浜F・マリノスは15日、新体制発表会を日産グローバル本社ギャラリーで開催した。
中村俊輔をはじめ、榎本哲也、兵藤慎剛など長年チームを支えてきた選手の移籍が決定するなど大きく体制が変わる同チーム。そうした状況を受け、1000人を超えるサポーターが駆けつけてきたなか、冒頭で長谷川亨氏の後を継いで横浜マリノス株式会社の代表取締役社長に就任した古川宏一郎氏(41)が登壇。「短期的、長期的に取り組まねばならない多くの課題があることは認識している。私の100%の情熱をF・マリノスに注いでいく。常に優勝争いができるチームを取り戻したい」とあいさつした。
続いて利重孝夫チーム統括本部長が、「エリク・モンバエルツ監督体制が3年目を迎え、まさに集大成のシーズンとなる」と語り、長いクラブの歴史の中で培われてきた”堅守”などの伝統をベースにしながら、「明確な編成方針の徹底」「チーム・マネジメント力の強化」「来年以降も見据えた差別化への着手」という3つの強化テーマを掲げた。
会の中では、トリコロールのデザインを継承しながらスピードをテーマとしたユニフォームデザインの発表のほか、2017年シーズン新加入選手9人の発表が行われた。加入選手は以下の通り(カッコ内はポジション・移籍前最終経歴)。扇原貴宏(MF、名古屋グランパス)、ウーゴ ヴィエイラ(FW、Red Star Belgrade)、吉尾海夏(MF、横浜F・マリノスユース)、山中亮輔(DF、柏レイソル)、松原健(DF、アルビレックス新潟)、高野遼(DF、日本体育大学)、鈴木彩貴(GK、ギラヴァンツ北九州)、杉本大地(GK、徳島ヴォルティス)、原田岳(GK、横浜F・マリノスユース)。
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