神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2018年1月25日 エリアトップへ

警察犬の意外な素顔 県内唯一の直轄訓練所

社会

公開:2018年1月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
担当の警察官とたわむれる警察犬のフローラ(メス・7歳)
担当の警察官とたわむれる警察犬のフローラ(メス・7歳)

 「犬たちは仕事というより、遊びたいだけかもしれないですね」――。そう笑顔で明かすのは神奈川県警察の鑑識課「警察犬」係でキャリア14年の赤坂一彦さん。行方不明者の捜索や犯人追跡などの場面で活躍する警察犬は、そのほとんどが民間への嘱託で飼育管理されている。一方で警察直轄の訓練所も全国に25カ所あり、神奈川県では唯一横浜市栄区内に置かれている。

 同所では現在、11頭のジャーマン・シェパード・ドッグと4頭のラブラドール・レトリバーを管理しており、「盲導犬とは多分正反対で、落ち着いた犬よりもいたずら好きでやんちゃな方が警察犬に向いている」と赤坂さんは話す。

 嗅覚を頼りに人や物を捜すには、強い好奇心や諦めずに捜し続ける執着心が欠かせないという。「もっと遊んでほしい、という本能や気持ちが強い方が一生懸命捜してくれるんです」

 県内の出動は年に600回を超し、昨年の内訳は行方不明者の捜索が419件で犯罪捜査が246件(11月末時点)。

 感覚が鋭い犬ほど臆病な面もある。「怖がらせないように、3歳の子どもに接するように褒めながら。でもお手柄の時は、褒めるのも忘れて抱きしめちゃいます」。地道な訓練の日々に信頼関係は育まれている。

港北区版のローカルニュース最新6

大倉山でこどもフェス

大倉山でこどもフェス

ギャラリー展同時開催

4月25日

2800人が歩く「ザよこはまパレード」

2800人が歩く「ザよこはまパレード」

5月3日、国際仮装行列

4月25日

みなとみらいで今年も「スター・ウォーズ」イベント

侍ジャパンU―18候補に

高校野球

侍ジャパンU―18候補に

武相高3年 吉崎創史主将

4月24日

「よりよい日本をつくる」

「よりよい日本をつくる」

鈴木法相が春の集い

4月24日

声出し、元気力アップ

元「おはよう日本」リポーターが登壇

声出し、元気力アップ

4月30日 予約開始

4月24日

あっとほーむデスク

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook