8月24日に兵庫県で開幕する第63回全国高等学校軟式野球選手権大会に、慶應義塾高等学校の軟式野球部が出場する。全国の舞台は26年ぶり4回目。中村歩貴(ほたか)主将(3年)は「一戦必勝で」と力強く話す。
同野球部は7月に行われた神奈川県大会のAブロック決勝戦で武相に勝利し頂点に。続く8月の4チームによる南関東大会では緒戦を市川(千葉)に延長12回2対1のサヨナラ勝ち、県勢対決となった決勝では栄光学園(神奈川県大会Bブロック優勝校)を5対4の同じくサヨナラで退け、全国行きの切符を手にした。
「暑い中(県大会・南関東大会の)6試合を勝ち抜く体力がついていたことが大きい」と振り返った福田修也監督。県大会2回戦で、春に負けていた法政二を相手に、両チーム計25安打という打ち合いを制し勝利したことをポイントに挙げた。
昨年もレギュラーだった中村主将(セカンド)は「終盤に粘りを出せたことはチームの新しい引き出しになったので、自信につながる」と今後への手ごたえをつかんだ。
緒戦は25日、開新戦
8月24日から始まる全国大会では、全国16地方の代表がしのぎを削る。慶應の緒戦は25日、明石トーカロ球場での開新(熊本)戦。中村主将は「一戦必勝で臨みたい。練習通りやれば結果はついてくる」と、これまで仲間とともに歩んできた道を信じる。
県大会、南関東大会を通じ同部の得点は一試合平均7点。どこからでも得点を狙えるチームに「ここまでの勢いで一つ一つ戦い、頂点に近づけたら」(福田監督)。同校教諭の新井田和人部長は「全国大会では自信を持って堂々と戦ってほしい」と話している。
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