横浜マリノス株式会社はこれまでの障がい者スポーツへの取組みによって文部科学大臣表彰に選ばれ、12月4日に表彰される。障がいのある児童生徒が気軽にスポーツを楽しめる環境づくりを進める同社。担当者は「参加者からも好評。引き続きこのような取組みを継続していきたい」と話している。
文部科学省では、昨年度から障がい者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人または団体について表彰を行っている。横浜市教育委員会からの推薦を受け、今年度市内から初めて2団体の受賞が決まり、港北区からは、横浜マリノス株式会社が選ばれた。なお今回同社が表彰に至った理由は、主に3つの事業への取組み。
一つ目は2015年から継続している「横浜こどもスポーツふれあいDAY」。これは「横浜こどもスポーツ基金」を活用した事業で、市立小中学校の個別支援学級、市立特別支援学校に通う障がいのある児童生徒らをサッカー観戦に招待するというもの。それに加え18年度は、初めて試合前にサッカー教室も実施。ボランティアとして、(一社)横浜すぱいすのメンバーや区内中学校のサッカー部員らにも協力を仰ぎ、障がい児らにサッカーを体験してもらったという。
二つ目は、09年から継続する市立特別支援学校へのマリノス試合観戦チケット寄贈。
三つ目は、02年度から横浜ラポールを会場に開催している、横浜F・マリノスカップ「電動車椅子サッカー大会」。同大会でも、ボランティアとして区内中学校のサッカー部が協力している。
同社ふれあい事業部の担当者は、「障がいのある子にも、もっと身近にスポーツを感じて欲しいと始めた事業。今回の受賞は、他団体や地元中学校などの協力もあってのこと」と感謝の言葉を述べた。
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