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港北区 社会

公開日:2019.01.10

うどんで伝える「直会(なおらい)」の伝統
菊名神社で

  • うどんを作る宮司の石川さん

 菊名駅東口徒歩3分の「菊名神社(菊名6の5の14)」。初詣や節分、七五三、秋の例大祭など、四季折々の行事で知られる同神社に一昨年から珍しいものが導入されたのをご存じだろうか?それが、境内にある、うどん販売のキッチンカー。石川國樹宮司が約20年前、伊勢神宮で祈祷後「直会」という神への供物を人々で分かち合う会食を行っているのを見て「自分の神社でも」と取り入れ、自らうどんを作って提供したことから始まったもの。関西風のだし、コシのある細めの麺が好評で、参拝客にも提供しようとキッチンカーでの販売に辿りついた。「最近は直会は省略されることも多いが、人の和のためにも大切な神事。境内での提供は、直会の延長。参拝客とコミュニケーションもとれて楽しい」と石川宮司。うどん販売は基本的に土・日。(問)【電話】045・431・9344

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