新規就農して7年、2015年からホップを生産し、初の横浜産地ビールづくりに協力している高田の古川原農園。
園主の古川原琢さんは昨年「ホップづくりの仲間を増やしていきたい」としていたが、今年実現し、隣接する芹田果樹園の芹田賢治さんがホップの生産仲間に加わった。
芹田さんは高田地区で数百年続く農家。通常は、浜ぶどうや浜柿を主に生産している。「昨年古川原さんに誘われて、農園のホップを使ったフレッシュホップビールを飲みに行ったらこれがうまくて。自分も作りたいと話がまとまった」とにっこり。
初収穫となった8月6日には、TVKのTV番組「かながわ旬菜ナビ」も取材に来園するなどちょっとしたイベントに。仲間が増えたおかげで収穫量は昨年の2倍以上となったため「より美味しいビールになるはず」とはビール製造を担う(株)横浜ビールの担当者。収穫したホップは、生のまま同社のブルワリーで仕込まれ、9月半ば頃、同社直営レストラン等で販売される予定だ。
古川原さんは「全国ではホップの収穫体験をできる農家も多い。もっと多くの人を巻き込んでみたい」と今後を見据えた。
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