新綱島駅前地区市街地再開発組合(池谷完治理事長)は10月14日、新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物建設工事の安全祈願祭を、綱島交差点付近の同工事敷地内で行った。関係者約50人が一堂に会し、工事中の安全を祈願した。建設される公益施設を含む再開発ビルは、10月1日に着工、2023年竣工予定。
綱島駅東口では、現在、同再開発組合が建設する、新綱島駅(仮称)直結の再開発ビルと市が施行する「新綱島駅周辺地区土地区画整理事業」が一体的に行われている。再開発ビルに含まれるのは住宅、商業・業務施設、公益施設。
祈願祭では、コロナ禍への配慮から祝賀会はなく神事のみ執り行われ、同組合員および横浜市、施工会社である東急建設関係者ら約50人が出席した。
街の発展願って
安全祈願の神事は、斎主を近隣の師岡熊野神社が務め、鍬入れの儀、玉串奉奠などの後、関係者らがあいさつに立った。池谷理事長は「この再開発事業は、約40年前から協議を重ねてきた。それがやっと2年前、準備組合が本組合になり、現在に至る。組合員だけの力では決してここまでたどり着くことができなかった。関係者の方々に感謝申し上げるとともに、3年後の竣工まで何事もないよう祈念したい。この事業が綱島全体の発展に寄与することができれば嬉しい」と話した。
土地区画整理事業を進める市都市整備局の小池政則局長は「自分は街づくりが仕事だが、組合員の方々にとって他に仕事を持ちながら協議を重ねてこられた苦労は並々ならぬものだったと思う。市も全力で応援していきたい」と言葉を結んだ。
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