大綱中学校女子陸上部(林弘幸顧問)は11月7日、神奈川県中学校総合体育大会駅伝競走大会に出場し、2連覇を達成した。本来なら優勝チームが出場する全国大会は中止。現在は、来月5日の関東大会に向け「悔いの残らないよう」と日々練習に励んでいる。
同部の女子駅伝チームは、今年の出場大会で負けなし。今大会でも昨年初優勝を果たした際のメンバーが5人中4人ということもあり「優勝候補筆頭」のプレッシャーにさらされた。しかし「昨年優勝し全国・関東を経験したことが、”絶対今年も”というどの学校より強い気持ちにつながった」と顧問の林教諭は勝因を話す。
目標は入賞
1区を務めた阿部美夕さん(3年)が自己ベストの力走で2区につなぎ、最高のスタートを切った。2区の北原怜奈さん(3年)は1年時からレギュラーのエース。区間賞を獲得する見事な走りで、トップに躍り出た。3区の上田玲奈さん(3年)も堅実な走りで1位をキープ。4区の小野寺令さん(2年)が「思うような走りができなかった」としながらも順位は落とさず5区につなぐと、最終区の田中美優さん(3年)は「5区の重圧もあったが、当日はリラックスして役割を果たせた」と振り返る走りでゴールテープを切った。林教諭は「チーム力の勝利」とし、メンバーらは「全国大会中止は悔しいが、昨年のチームを超え、関東で入賞を目指す」と声をそろえた。
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