港北区は2月15日、現在策定中の第4期港北区地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」の素案を公表し、3月31日まで意見を募集している。
ひっとプラン港北は、誰もが安心して暮らせるよう、地域のつながりによる助け合いや支え合いを拡げるための計画で、地域のすべての人の取組みによって進められ、誰もが参加できる社会を目指すもの。意見募集を経て、今夏以降の策定が見込まれている。
計画の柱は▽理解と参加のひろがりによる活発な地域づくり「ひろがる」▽人のつながりで進める安心なまちづくり「つながる」▽支援がとどく仕組みづくり「とどく」――の3つ。さらに、「地域活動への参加促進」「未来を担う次世代育成」「災害に備えた要援護者支援の取組の推進」など、3つの柱それぞれに紐づく7つの重点目標が設定されている。
冊子、見やすく工夫
第4期の策定においては、2018年度の区民意識調査や20年度の地域活動調査の結果が反映されている。また、素案を掲載した冊子には、地域の活動事例が紹介されているほか、手にした人にとって地域活動のイメージが湧きやすいよう写真が多用されている。
ひっとプラン港北は「地区計画」と「区計画」で構成され、地区計画は地区連合町内会・地区社会福祉協議会のエリア毎に区内13の地区で策定・推進されている。
地区計画は現在策定中のため、今回の意見募集は区計画が対象。地区計画については、今後、地域内の回覧や掲示板で意見を募る予定だという。
港北区福祉保健課事業企画担当の秋山直之係長は「この機会にたくさんの意見をいただき、区として今後にどう生かしていくか考えていきたい」と話している。
素案冊子は港北区役所のほか、区社協、地域ケアプラザで閲覧可能。意見、提案の提出方法は事業企画担当【電話】045・540・2360へ。
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