横浜、新時代への挑戦。〜おこのぎ八郎さんに聞く〜 衆議院議員 鈴木けいすけ
約380万人の人口を擁し、「住みたい」「住みやすい」街として全国的に知られる横浜市ですが、南部を中心に市全体としては今後人口が減少に転ずるといわれています。一方で、我々が暮らすこの北部にあっては、若い世代が比較的多く、教育や子育て支援など次世代への投資が望まれるところです。また東京に近いことが強みにも弱みにもなる地理的環境、国際港湾都市としての東アジアの拠点間競争など、多くの課題が山積しています。こうした中、おこのぎ八郎前国務大臣に、その横浜に懸ける思いを語ってもらいました。【以下、S(鈴木)、O(おこのぎ)】
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S:今回の決断には正直私もびっくりしました。
O:私も県連会長として横浜の舵取り役について考えてきましたが、自民党としてなかなか決められない状況でした。その中で自分が何をすべきか考えたとき、自分を育ててくれた横浜のために、お世話になった横浜の方々のために、自分がこれまで培った、持てるもの全てを使って横浜のために仕事をしたい、恩返しをしたいと思いました。
S:IRについても思い切った決断をされました。
O:コロナ禍にあって、また経済安全保障の観点からIRを取り巻く環境がかなり変わったと感じています。そして何より、今でも市民の皆さんの理解が十分に得られていません。こうしたことから、今回の挑戦を決意するにあたり、横浜へのIR誘致を完全に取りやめることを決断しました。
S:他の街との差別化をして強みを伸ばし「経営」していくことが、今後の市のトップには期待されると思いますが、その思いをお聞かせください。
O:言うまでもなく最優先課題はワクチン・医療提供体制見直しを含む新型コロナ対策です。また鶴見川水系をはじめ自然災害への対応も重要です。そして新時代の横浜を確立するためには、民間の知恵、住民の声、規制や予算の面では国への交渉力、こうした総力を結集することが私の役割だと思います。持てるもの全てを使って全力を尽くします。
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