NPO法人日本補助犬情報センター(橋爪智子専務理事兼事務局長)は12月15日、新吉田小学校で視覚障害に関する出前授業を実施した。
これは、パラリンピックを機に子どもたちの障害への理解を深めるため、4年生を対象に8月から5回にわたって実施してきたもの。児童はこれまでに、盲導犬や聴導犬、ブラインドサッカー体験などを学んだ。
最終回の今回は、視覚障害のある中山利恵子さんを講師に招き、目隠し折り紙や点字についての授業を行った。折り紙体験では、2人1組となり、「12時の方向に折る」「角を6時の方向に」など、ペアからの支持を頼りに折り進めた。児童は「難しく不安だが完成させられてよかった」と振り返った。
「補助の言葉の大切さを分かってほしい。今日学んだことは、ずっと忘れないで」と中山さん。橋爪さんは「障害があっても、練習や工夫で色んな事ができるということを感じてもらえたら」と振り返った。
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