株式会社サンオータス(新横浜/北野俊代表取締役社長)はこのほど、京浜急行電鉄株式会社と、新モビリティを活用した沿線エリアの活性化に関する連携協定を締結した。
電動のキックボード、バイク、車いす等やシェアリングシステムを用いて新たなサービスを提供することにより、京急沿線の観光客の回遊性向上、沿線住民の利便性向上を目指す。
協定締結後の取組みの第一弾として、7月28日には川崎市で電動キックボードのシェアリング実証実験を開始した=写真。2024年頃までを予定。
電動キックボードは道路交通法上、原動機付自転車となるが、今回の実証実験では経済産業省「新事業特例制度」の認定により小型特殊自動車の扱いとなり、普通自転車専用走行帯や自転車道等の走行が可能に、また、ヘルメットが任意着用となる。
対象エリアは川崎市殿町・大師エリア〜羽田エリア。今年3月に開通した多摩川スカイブリッジを、電動キックボードで移動することも可能だ。利用料金は15分毎250円(税込)、スタート時のポート設置は東急REIホテル、若宮八幡宮、HICity内の3カ所で設置台数は16台。ポート数、台数は順次拡大する予定。利用時間は午前8時〜午後8時。なお、利用には普通自動車免許が必要。
8月4日までの利用者は32人。初日に行われた安全講習・体験会に参加した宿泊施設の従業員からは「お客様におすすめできそう」との声が聞かれたという。株式会社サンオータス・モビリティ事業部の宮澤加奈さんは「景色を楽しみながら快適に移動できます。観光として、また通勤の足として使っていただければ」と話している。
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