大倉山の地域住民、町内会・商店会・行政が連携し、地域に開かれたスペースとして開設されている「大倉山おへそ」(大倉山2の5の11)。7月21日から、子ども向けに木製の手作り消毒薬スタンドが導入されている。
このスタンドを製作したのは、同施設内で活動している小学生向け理科教室「理科クラブ」の静岡支部卒業生、中学2年生の森川結太さん。静岡県在住の森川さんは昨年、妹の通う保育園で園児が大人の高さに合わせた足踏み式の消毒スタンドを使いたがり、消毒液が目に入りそうで危ない様子から幼児向けスタンドを製作し寄贈。これがきっかけとなり、今回「もっとたくさんの人に使ってもらえれば」と横浜教室向けに製作したという。
技術で周囲を幸せに
今回、3DCADで構造に無理がないか確認してから設計。釘・ネジをなるべく使わず、ほぞ継ぎという、穴をあけたところに凸型の木を差し込み、くさびで止める技法を使用したため、加工が1mm単位の作業だったのが難しかったところだという。
森川さんはエンジニアを目指しており、「理科クラブ」代表の西沢久美子さんによれば、身の回りの不便なことを解決できる製品を開発し、周囲を幸せにしたいと日頃から話しているという。
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