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師岡熊野神社 歴史をつなぎ、創建1300年へ 人々の心の安寧をもとめて
師岡熊野神社(石川正人宮司)は聖武天皇の時代の724年に全寿仙人によって開かれ、以来、悠久の時を超え、広く地域の人々の心に安寧をもたらす信仰の場として親しまれてきた。
仁和元年(885年)には光孝天皇の勅使が下向され、「関東随一大霊験所熊埜宮」の勅額を賜った。徳川家康公、徳川家光公、徳川家綱公より御朱印地を戴いたのをはじめ、代々の将軍家の崇敬が篤く、同神社への御朱印は幕末まで続けられたという。
御神紋は「八咫烏」
人生の導きの神、また、足の守護神ともいわれる3本足のカラス、八咫烏をエンブレムとしたサッカー日本代表チームが世界の強豪国と渡り合う姿は記憶に新しいが、八咫烏は同神社の御神紋でもある。
八咫烏は、師岡熊野神社の本家、和歌山の熊野三社の御神紋であり、その八咫烏が3本足で、足に縁があることなどから、サッカー日本代表チームのマークにすることが推奨されたそう。
数々の伝統神事を継承
関東地方における熊野信仰の根拠地として、また、横浜北部の総鎮守の宮として現代まで広い崇敬を集める同神社では、今も数々の神事が古式に則り執り行われている。
中でも、その年の農作物の収穫や世の中の景気などを占う筒粥神事は、今年(1月14日、午後2時から)で1074回を数える。
筒粥神事では、大釜に27本の葭の筒と米を入れ、御神水を加えて炊き上げる。石川宮司が葭を引き上げ、総代立ち合いの元、それぞれの筒に詰まっている米の粥の量により吉凶を占う。
また、茅の輪をくぐることで清い心に立ち帰り、残り半年の無病息災を願う夏越の大祓(6月30日、午後2時から)も多くの参列者で賑わう恒例神事。罪穢れを祓い清く生まれ変わることから、胎内くぐりとも言われている。
「神事を通じ、地域とのかかわりを深めたい。そしてこれからも地域に開かれた場であり続けたい」。石川宮司の思いは常に地域とともにある。
ご神徳、多くの人々に
創建1300年の節目を来年に控えた今、石川宮司は「1300年は、次の100年に向けた新たなスタートであり、神の使いである八咫烏が羽ばたき、未来に向けて大空から更なるご神徳が多くの人々に降り注ぐことを願うばかりです」と地域にメッセージを送る。
天皇陛下即位記念で「令和神苑」整備
天皇陛下の即位に際し、御大典記念事業として2019年11月に社殿裏手に整備されたのが、令和神苑=左上写真。境内の高低差をうまく取り込んだ庭園は同神社の数ある見どころの一つで、庭園内の「臥龍の瀬」を流れる豊富な水は、境内の井戸からくみ上げられている。
令和神苑の近くには「の」の池=左下写真=も。この池は同神社草創の地で、禅定水と呼ばれる池の水は、どんな干天でも涸れることがなく、大雨でもあふれることがないと伝えられている。
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