創立50周年を迎え、様々な取組みが企画されている市立駒林小学校(西尾武泰校長)で6月23日、開校記念集会が開かれ、翌日に控えた同校の誕生日を児童らが手づくりの段ボール製ケーキで祝った。
集会は、児童が主体となって進行した。合唱の選曲は、児童で構成される50周年実行委員会が中心となって作詞した創立50周年記念ソング。母校への感謝の気持ちや未来への思いが込められた一曲を全児童が元気に歌い上げた。
7人の実行委員メンバーが事前に土台部分を制作した”特製ケーキ”の直径は約2m。この日、各学年が順番に生クリームやイチゴ、ロウソクなどに見立てた装飾を施し、完成した。
同校では、全校児童が体育館に集まったのは4年ぶりで、教員らもこの日を楽しみにしていたという。あいさつに立った西尾校長は「今日は奇跡のようなことが起こった。再会の日の最初の歌が記念ソングだなんて。これからも(50周年行事は)運動会、記念式典と続くので、良い一年にしていきましょう」と呼びかけた。
児童へプレゼントも
集会ではまた、保護者らによる50周年実行委員会(平川昌俊実行委員長)から、児童へのプレゼントが贈呈された。
贈られたのは、同校の学区のマップが描かれたバンダナ。神社や公園など児童らにとって馴染みある周辺の場所が記されている。
マップ入りバンダナをプレゼントした理由について、同実行委の小泉紗規子副委員長と大倉美津枝さんは「(子どもたちが)見て飽きない、思い出になるものをと思った」と口を揃えた。
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