第44回横浜寿ライオンズクラブ旗争奪・前期新人戦大会の決勝戦が8月16日に行われ、綱島リバースが優勝した。区の春季大会での敗戦から「自分たちを見つめ直した」(宮崎浩監督)という取組みが結実した。
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一般社団法人神奈川県少年野球交流協会が主催し、小学5年生以下による県内24チームが出場した同大会。綱島リバースは1回戦・2回戦・準々決勝を大差で勝利した。準決勝のニュー横浜スターズ戦は5点差を逆転し、鴨居ファイターズとの決勝では雨による一時中断にも集中力を切らさず、2対1の接戦をものにした。
会話テーマに
春の区大会敗退の経験から自分たちを見つめ直し、「どうしたら勝てるか」を考えたという。その結果、グラウンドで声をかけ合い会話することを目標とし、優勝だけにこだわり今大会に挑んだ。5月に保土ヶ谷硬式球場で開会式が行われ、「またここに戻ってきて勝つ」を合言葉に戦い抜いた。
「楽な試合は1試合もなかった」(宮崎監督)という戦いでは、1試合毎に課題を持って取り組んだ。その結果、個人・チームが成長し、「仲間を信じて助け合い、励まし合えた」ことが、優勝につながった。
加藤龍之介主将(5年)は、「港北区春季大会で優勝できず、今度こそと臨んだ大会。保土ヶ谷硬式球場で試合ができたのもうれしかったです。またみんなで優勝目指して頑張りたいです」と力強いコメントを寄せた。
宮崎監督は「グラウンドで会話をするという目標の通り、しっかりと仲間に声をかけられるようになった」と選手たちをたたえた。
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