港北警察署(加藤秋人署長)は8月30日、特殊詐欺被害防止活動に協力したとして、同署署長室で港北遊技場組合(加瀬英昭組合長)に感謝状を贈呈した。
同組合は、特殊詐欺被害防止に役立ててもらおうと、特殊詐欺の手口が印刷されたうちわ2種類、計2000個を同署に寄贈していた。
港北署を訪れたのは、同組合の加瀬組合長と京極貴之副組合長、岡本光秀顧問の3人。加瀬組合長が「犯罪抑止に幅広く協力できればと考えた」と寄贈のきっかけについて話すと、京極副組合長は「会議で『祭りの時季なので、手に取って見やすいものを』と意見が出た」と、うちわに決めた理由を語った。岡本顧問は「これからも地域の安心・安全に協力したい」と結んだ。
同署では、うちわを既に祭り会場等で配布しており、敬老の日の集会でも配る予定だとういう。加瀬組合長に感謝状を手渡した加藤署長は「(犯罪抑止は)地域とともに取り組む必要があるため、ありがたいこと」と感謝を述べた。
同署によると、港北区内で発生した2023年1月〜7月の特殊詐欺発生件数は61件(被害額約1億1710万円)で、前年同期比16件増(被害額2726万円増)。内訳は、還付金詐欺が19件、オレオレ詐欺17件、架空料金請求詐欺15件などとなっている。
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