港北区役所高齢・生涯支援課は9月28日、港北区商店街連合会(酒井誠会長)を対象に、VRを使った認知症体験会を開催した。連合会関係者や区役所職員ら約25人が、認知症当事者の視点を疑似体験し、必要な支援について考えを深めた。
視空間認知が衰え、わずかな段差も高さ10mのように感じ降りられないなど、認知症の症状や会話を再現したVR映像を視聴。一見理解しにくい行動にも理由があると分かり、「話を聞く」「急かさない」など、どうしてほしいかを自分事として話し合った。
現在、港北区の高齢者の人口比率は20%弱と高くないが、高齢・生涯支援課によると、今後数年で高齢者数の急増が予想されている。飛松晃二郎地域包括ケア推進担当係長は、「高齢者問題に興味を持ち、地域全体で支援の輪を広げるきっかけになれば」と、地域との連携に期待を見せた。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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